【初心者必見】競艇(ボートレース)の基礎知識を詳細解説

ここではこれからボートレースを始めようかな、でも舟券を予想して買うのはどうしたらいいのかなという方の為に一歩を踏み出す知識を紹介していこうと思います。

本当に基礎的な事からじっくり解説していきますので、競艇初心者の方におすすめです。

ボートレースはギャンブルですが怖く有りませんw 凄く楽しいものです。

あなたにもハッピーなボートレースライフが始まりますよーに☆

   

       

ボートレース(競艇)とは?

競艇は法律によって賭け事をする事が認められた、いわゆる公営ギャンブルのひとつです。

正式には「モーターボート」という名称ですが2010年度からは「ボートレース」というブランド名が導入され現在では広く愛称として使われています。

専用仕様の6艇のモーターボートが一斉にスタートし、左回りのコース(水面)を3周(気象条件によっては短縮される)して争います。

1着、2着もしくは3着までを当ててオッズに順した配当を得るシステムです。

ボートレースの還元率は75%。つまり100万円売り上げ(舟券購入)が有った場合、75万円が舟券的中者に払い戻されます。残りの25万円が施工者の収益や日本財団・地方公共団体金融機構・日本モーターボート競技会等へいきます。

その他のギャンブルの還元率
名称還元率管轄庁
ボートレース(競艇)75%国土交通省
パチンコ・パチスロ80~85%警察庁
競馬70~80%農林水産省
競輪75%経済産業省
オートレース70%経済産業省
宝くじ46%総務省

宝くじは一番勝てないギャンブルw でもみんなそんな事考えながら買ってないですよね。人生が変わる程の大金が手に入るのが宝くじ。夢を買うか買わないかはあなた次第!?

みきスケ

ボートレースの収益の一部は福祉事業で使われているんだ。そう思うと負けてもボランティアしたような気分になるよね。(※お金が欲しいという欲が有る時点でボランティアでは有りません)

競艇(ボートレース)が公営競技としてギャンブルの対象になっているのは、世界中でも日本と韓国しかありません。

え?韓国にも有るの?って思われた方もいるのでは無いでしょうか。競艇の発祥は日本ですが2002年より韓国でも競艇が開催されています。日本から持ち込まれたものなのでだいぶ日本と似た形となっています。かといって韓国競艇はまだ日本ほどメジャーでは無く、場の数も少なく購入金額も制限が有りレーサーの人数も日本の10分の1程度。今後の発展に期待したいです。韓国に行く機会が有ればぜひ立ち寄ってみたいですね!

また、ボートレース場は、北は群馬県の桐生から、南は長崎県の大村まで、全国に24カ所有ります。

場外発売所や電話投票・インターネット投票による舟券購入もできるようになり、朝の8時30分過ぎに始まるモーニングレースから夜の9時前に終わるナイターレースまで幅広くボートレースが楽しめる様になっています。

ボートレーサーは大人気の職業!

また2020年現在 約1600人のボートレーサーがいます。その内女子レーサーは約200名程です

男子に混じって女性レーサーも活躍している所がボートレースの魅力の中のひとつと言えます。

またボートレーサーの平均年収は、1,600万円平均引退年齢は50歳で、平均勤続年数は28年。選手寿命が長く、平均年収も高いボートレーサーは凄く人気が有ります。年2回ある、やまと学校の入学試験は大体合格倍率が約40倍とレーサーになるまでの壁は厚いです。

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ボートレースの基本的な流れ・ルール

競艇の基本

競艇は緊急の欠場等が無い限り必ず6艇で行われます!

・枠の内側から1号艇、2号艇、3号艇、4号艇、5号艇、6号艇となります。

艇番ユニフォームカラー
1号艇
2号艇
3号艇
4号艇
5号艇
6号艇

・競艇場によって違いますが1号艇の勝率は約60%と基本的に内側の艇の勝率が高くなっています

・ひとつの競艇場のレース数は1日12レース。(モーニングレースやナイターレース等、場によって開催時間が違う)

競艇のグラウンド

競争水面は33000㎡以上で水深は1.5m以上と決められています。大体の競艇場が入場料100円で入れます。全国で24か所有る競艇場は淡水や海水、プール型や水面型、標高の違い等特徴が異なりレースにも影響が現れます。

展示航走(スタート展示)

ボートレースはいきなり本番レースが始まるわけでは無くその前にまず、「展示航走」が行われます。

展示航走とは、いわゆる本番前の予行練習の事で出走者全員でピット離れ~進入~スタート~周回までの練習を行います。

舟券を買う上で大切なモーターの強さや選手の調子、進入隊形等をチェックする事ができます。

つまり出走表からデータを読み取り、実際の動きを展示航走から得る。この二つを予想に組み合わせる事で舟券的中を大きく手繰り寄せる事ができるのです。

ピット離れ~進入

本番と同じ形でピット(待機場所)から水面に勢いよく飛び出し、待機行動というコース取りの駆け引きをします。

ここで大事なのは外側から内側のコースを取りに行こうとする選手がいるかどうか。これを前付けと言いますが前付けに行く選手がいるとスタートが深くなりインの選手は十分な助走が取れずにスタートが難しくなります。また、スタート展示と本番でのスタートは必ずしも隊形が同じになる訳では有りません。選手たちの意図をくみ取り本番でのスタート隊形を予測する事が大切です。

スタート

進入隊形が決まるとスタートに入ります。

ターンマークよりもスタートラインに近い位置からスタートをするのをスロー、後方からスタートするのをダッシュと呼びます。基本的には1~3号艇がスロースタート、4~6号艇がダッシュスタートとなります。

大時計が0秒になるのに合わせてスタートします。「フライングスタート方式」

展示ではほとんどの選手がレバー全開でいくのでフライングが多い傾向に有りますがそこまで気にしなくていいでしょう。しかし明らかにスタートが合っていない選手は本番でも遅れる可能性が高くなりますので注意が必要です。

また展示でのスタート隊形と本番でのスタート隊形は必ずしも同じになる訳では有りません。例えば展示では枠なりだったのに本番では前付けが有ったりと予想泣かせな事も起こりますので注意してください。

周回展示

スタート展示後に1艇1艇間隔を空けて1号艇から順番にコースを2周します。

 

ピット離れ~進入~スタート~周回展示。これが展示航走の一連の流れになります。

本番レース

展示が終わり発走時間になるといよいよ本番のレースが始まります。

基本的には展示航走と流れは同じです。

ピット離れ~進入~スタート~周回(3周)~着順決定

最も重要なのが最初の第1ターンマーク!

スタート後の第1ターンマークが一番の勝負所!ここでそのレースの大勢が決まります。最初の1マークを首位で通過する事が勝利への一番の近道となるのです。

舟券を買っている選手が着に入ってくれる事を願って精一杯応援しましょう!

決まり手紹介

基本的な決まり手を紹介します。

逃げ

 1コースの選手が誰にも抜かれずにゴールする。

捲り(まくり)

 2~6コースの選手が内側の選手を外から追い抜かしてゴールする。

捲り差し(まくりざし)

 3~6コースの選手が内側の選手を外から追い抜かします。更に先行を狙う艇を差してゴールする。

抜き

 最初の1マークで先行されても2マーク以降で追い抜いてゴールする。

差し

 2~6コースの選手が1マークで内側の選手を先に行かせた後、内側から追い抜かす事。

恵まれ(めぐまれ)

 フライングや事故が原因で繰り上がって1着になる事。

スタート事故について

競艇にはスタート事故と呼ばれるものが有る。下記2点

 ①フライング・・・大時計がスタート時刻を指すよりも前にスタートしてしまうこと

 ②出遅れ  ・・・大時計がスタート時刻を指してから1秒以上経過してもスタートラインを通過できないこと

これらを犯した選手には思い罰則が課せられる。選手たちはスタート事故を起こさない様にしながらなるべく早いスタートを切らなければならないのだ。

またスタート事故を起こした選手は失格になるが舟券で購入していたら全額返金となるので忘れずに返金して貰う様にしよう。

失格の種類

フライング失格の他にも失格のルールが有ります。確認していきましょう。

転覆失格

 ボートが反転して艇底を見せた状態になる事。

落水失格

 ボートが転覆していない状態で選手の体の2分の1以上が水中に浸かった場合。

沈没失格

ボートが水中に沈んでしまった場合。

エンスト失格

 モーターが停止して再起動が出来なかった場合。

不完走失格

 先頭艇が1着でゴールして30秒以内にゴール出来なかった場合。

周回誤認

 決められた周回を回らなかった場合。

妨害失格

 他艇の失格原因を作ってしまった場合。(他艇の進行を著しく妨害した場合は「不良航法」となります)

その他

 ターンマークを破壊したり事故艇や救助艇に対して十分な間隔を保たなかった場合等。

みきスケ

予想した通りの展開で舟券が的中したら脳汁どばどば出るよ!苦労が報われる瞬間は最高だよね!

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選手やモーター・ボートについて

選手について

競艇の選手は成績によって「級別(ランク)」が決められている。

高い順に【A1】、【A2】、【B1】、【B2】となっており、ランクが高い方が腕の有る強い選手と言える。

B2の選手がA1の選手に勝つのは非常に困難で有ると言える。

モーターについて

勝敗に関わって来る大事な要素が「モーターの強さ」。モーターが良ければ多少の操縦技術の差はひっくり返る。モーターは節毎に抽選で割り振られ、整備などで性能が変化する。競艇場によって時期が変わるが1年に1回新品と交換される。

ボートについて

ボートにも勝率が有るがモーター程の大きな影響は無い。しかしボートによっては乗りにくい乗りやすいが有るらしく参考程度にチェックするのも良い。

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舟券について

舟券の種類や購入方法について確認していきましょう。

舟券は7種類有ります。100円から購入でき、ボートピアでは5種類の舟券を買う事が可能です。

舟券の種類条件
単勝1着を当てる
複勝2着以内に入る艇を当てる
2連単1着、2着を着順通りに当てる
2連複順番不問で1着2着を当てる
拡大2連複1着から3着までの内、2艇を当てる
3連単1着、2着、3着を着順通りに当てる
3連複順番不問で1着2着3着を当てる

舟券の購入方法

レース場の窓口と販売機で購入できます。またインターネットや電話投票などでも購入する事が可能です。

オッズ

購入した舟券がどれくらいの配当か教えてくれるのがオッズです。オッズは締め切りまで絶えず変動していきます。購入時より安くなってしまったり逆に高くなっていたりするので注意が必要です。レース場のモニターやネット上から確認できます。

払戻金

レース後にレース場のモニターやネット上で舟券の100円あたりの払戻金が表示されます。(確定オッズのもの)的中舟券の払い戻しは60日間有効です。忘れない様にしましょう。

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